Hall Shot JEEP JK Wrangler

オフロード性能だけでなく見た目にもこだわったワイルドＪＫ

横に並ぶとその大きさに圧倒される直径42インチの巨大タイヤを履き、オフロード性能をアップすべく足回りも各部にしっかりと手が入る。
それだけでなく、見た目にもこだわって制作された、オーナーの理想をカタチにした、ショーカーのような究極のＪＫカスタム。

見た目だけじゃない本気のロッククローラー

　通常のラングラーと並べるとふた回りほど大きなこのＪＫラングラーは、ホールショットが製作した、公道走行を想定した中ではかなり本気のオフロードカスタムが施された一台だ。　
　ベースとなったのは、’18年式のアンリミテッド。ＳＭＩＴＴＹＢＩＬＴ社製の前後バンパー、前後フェンダーを装着。さらに装着するタイヤに合わせてワンオフで製作するホールショット製のパイプフェンダーをセット。これにバッドフェイスとアヴェンジャーエアロボンネットを組み合わせることで、かなりワイルドな外観となっている。ちなみに外装はニューウエイブにてチッピングブラック塗装が施される。これは見た目はＬＩＮＥ-Ｘのようなテクスチャーながら、チップ塗装後に一度ペーパーを当てて凹凸を慣らしてからトップコートを施しているため、洗車の際にもウエスなどの繊維が引っかからないのが特徴だ。
　もちろん足回りも外観に負けないワイルドな内容だ。オフロードエボリューション製のＷショックマウントに、フロントに特注ＫＩＮＧコイルオーバーにバイパスショックをセット、リアに特注ＫＩＮＧコイルオーバショックを採用。さらにエアロッカーシステム付きＣｕｒｒｉｅ製５・13アクスル、Ｇ２のスウェイバーシステムと、とにかくリストアップしてもキリがないほど。これに合わせるホイールはラグナトラッカーの17×12インチ、タイヤはＭＡＸＸＩＳ Ｔｒｅｐａｄｏｒでサイズは圧巻の42×14・５インチ。とにかくありとあらゆる部分に手が入っているといっても過言ではないのだ。
「ここまで手が入っている車両はあまりないと思います。もちろんこのままロッククロウリングを楽しむことができるスペックです。そんな本気のスペックですが、オーナーの希望で街乗りするために、見た目もおしゃれにしたのがこのＪＫなんです」
　オフロード性能を向上させた本気のカスタムながら、ショーカーのような完成度を誇るこの一台は、オーナーにとっては理想をカタチにした究極のＪＫといってもいいだろう。

外装にも徹底して手が入る
前後バンパー、前後フェンダーはSMITTYBILT製。電動格納サイドステップはRock Slide製。パイプフェンダーはホールショットのワンオフ。

全ての機能を手元で操作可能
シフター手前やルーフ前端にエクストラのスイッチボックスを装着し、ここに各スイッチを集中的に配置。全ての追加装備を運転席で操作可能。

LEDライトを随所に配置
ルーフ、Aピラー、ミラー、そしてウインチ前にLEDライトを配置。テールもLED化、ヘッドライトやウインカーもLEDリングライト化と徹底的！

KINGショックを使った本気のアシ
足回りはオフロードエボリューションのKINGショック付きのキットを使用し約6インチのリフトアップ。5.13デフにはエアロッカーを装備。