東京オートサロン2020でリンエイが展示し注目を集めたのがこのジープ・グラディエーター。ラングラーベースのピックアップトラックなので高い実用性がある、あくまでもスタイリッシュに仕上げたのがリンエイ流カスタムだ。

ストリートでも映えるパーツチョイス
多くのジープファンが注目したのが2018年に26年ぶりに復活したジープ グラディエーターだ。グラディエーターはJLラングラーがベースとなっており、よりタフネスなルックスとなっている。そんなグラディエーターをベースにカスタムしたのが東京のジーププロショップ、リンエイ。コンセプトは、ピックアップトラックの実用性はそのままにストリートでの快適性やスタイリングを向上させることだ。
カスタマイズはまずタイヤを245/75R17からBFG M/T KM3の37×12・5R17に変更し迫力のあるスタイルに。いっぽうホイールは新作のKMCのKM542 Impactをチョイス。ビードロック風のリムにコンケイブしたスポークをマッチさせたデザインだ。意匠を凝らしたリムとシャープなスポークデザインがサテンブラックとマシニングとマッチして洗練された雰囲気を与えている。サスペンションはモパーの2インチリフトアップキットに交換。コントロールアームやスタビリンクのほか専用チューニングが施されたFOXショックアブソーバーとコイルスプリングによりしなやかかつ、極上の乗り心地を実現している。またステアリングダンパーをFOXのリザーブタンク付きに変更。減衰力の調整も可能なハイスペックモデルだ。さらにスタビリンクもイエティ製に変更。これは6061アルミ合金で作られた高剛性リンクでロールの抑制とハンドリングの応答性を向上してくれるパーツだ。グラディエーターだけでなくJK/JL用もラインナップしているので気になる人は問い合わせてみよう。
またエクステリアではフロントバンパーをルビコン純正に換装しより逞しいスタイリングを実現。さらにサイドステップもルビコン用のサイドシルガードに変更して車高をより高く見せつつ、悪路走破性も向上させているが、今後は電動バックステップに変更の予定。
国内導入が待ち遠しいジープグラディエーター。いち早くそのカスタムを見せてくれたリンエイ。購入&カスタマイズを検討するかたは同社まで相談しよう。

スタンダートよりも逞しいルックスとなる。けん引フックなども装備されており実用性も高い。

インパネや操作系は基本的にJLと同様となる。しかしリアキャビンのウインドウは開閉可能にするなど実用性も考えて作りこまれる。

タイヤはBFGの37×12.5に換装。ホイールはKMCの新作となるKM542 Impactだ。シャープなスポークと凝ったデザインのリムデザインが洗練されたワイルドさを感じさせてくれる。

JLラングラーの定番アイテムとなったサイドシルプロテクター。ソフトな素材なのでしっかりとフィットする。滑り止めにもなるぞ。

グラディエーターのサイドステップをルビコン用サイドシルガードに換装。装着しているのはJLルビコン用。リアの長さが足りない分がホイールベースの違いだ。

最大のポイントでもあるリアベッド。バイクやATVを搭載することも想定した強度を持たせているだけでなくけん引フックやライトも装備する。また滑り止め加工の塗装も施されている。

リザーブタンク付きのステアリングダンパーもFOX製に換装。減衰力を可変できるので自分のクルマや路面に応じて調整できる、ハイスペックなダンパーだ。

サスペンションはモパー製で2インチアップ。フロントのコントロールバーやスタビリンクに加えてバンプストップの延長ブロックなども完備。専用チューニングのFOXショックでオンロードの乗り心地も極めて良好だ。

新製品情報

日本のフィールドやユーザーの使い方に合わせたバネレートを調整したリンエイのオリジナルコイルスプリング、レッドスネークコイルがついに完成。車高アップ量は40㎜アップと3インチアップの2グレード。オフロードでの走破性を考慮しつつ、キャンプでの荷物を積載した場合やさらに市街地から高速道路までを快適に走れるセッティングとなっているぞ。

今春リンエイからリリース予定なのがJLラングラー用マフラー。ラングラーにふさわしいサウンドとリニアなパワーデリバリーで走る愉しみを引き立ててくれる。もちろん車検対応で安心して交換することが可能。ツインテールエンドながらブラックなのでリアビューを控えめにドレスアップすることが可能。適合は3.6Lとなる。
リンエイ
TEL:03-3785-2258 URL:https://www.rinei.co.jp/
text & photograph 石上智章