![TJ WRANGLER SAITO AUTO SERVICE](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2023/05/20070882v2.jpg?resize=1254%2C705&ssl=1)
使い方に応じたジープ三者三様のスタイル
同社がキャッチコピーに掲げている「次は何して遊ぼうか!?」という言葉に集約されるように、齋藤オートサービス(以下SAS)ではクルマを遊び道具として「いかに使うか」を重視して作り込まれることが多い。だから、単純に「大きなタイヤを履きたい」とか、「何インチ上げたい」という理由でのカスタムはあまり行わない。実用的な理由があって、なされるべきカスタムを行うという姿勢なのだ。この3台には、どんな理由が隠されているのだろう。
6インチアップの試作コイルでリフトアップされた赤いTJは、オフロードを制するためのジープといって良いだろう。悪路をストレスなく走破したいという、このクルマのオーナーの意向を忠実に再現した1台に仕上がっている。ダークグリーンのTJは、もともとトライアングルなどの競技にも出場していたレース用のマシン。だから、当然オフロードでのポテンシャルアップが図られているが、エクステリアの細部にも配慮がなされている。イチバン目立つのが、FRPの黒いボンネットに合わせてフードガードブラが装着されている点。飛び石によるキズを防ぐだけでなく、ボンネットを同色にすることで大きなイメージチェンジを図っている。最後のメタリックブルーのTJは、見るからに「実用車」という趣だ。
ジープは「使い倒してこそのクルマ」という信念のもと、走行会などでもハードにオフロードを攻めているが、オフしか走れないクルマは作らない。オンロードでも充分なポテンシャルを発揮できなければ、普段使いの不便が出てしまうからだ。
![TJ WRANGLER SAITO AUTO SERVICE 33インチタイヤに合わせた車高はバランス良くまとまっている。](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2023/05/20121147.jpg?resize=1254%2C941&ssl=1)
![TJ WRANGLER SAITO AUTO SERVICE ブッシュワーカーの張り出したオーバーフェンダーは存在感満点。](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2023/05/20121153.jpg?resize=1254%2C941&ssl=1)
![TJ WRANGLER SAITO AUTO SERVICE 黒いサイドステップバーは使い込まれて、オフロードの泥が染みついている。](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2023/05/20121152.jpg?resize=1254%2C941&ssl=1)
![TJ WRANGLER SAITO AUTO SERVICE タイヤ&ホイールはアメリカンジープの定番スタイルとも言える組み合わせ。](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2023/05/20121162.jpg?resize=1254%2C941&ssl=1)
![TJ WRANGLER SAITO AUTO SERVICE コイルはレッドスネークだが黒くペイントされている。](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2023/05/20121150.jpg?resize=1254%2C941&ssl=1)
装着パーツリスト
TIRE&WHEEL
ミッキートンプソン 8J×15
BFグッドリッチ マッドテレーン T/A 33×12.5R15
ヨコハマ ジオランダーM/T 37×12.5R17
SUSPENSION
リンエイ レッドスネークコイル(ブラック塗装)
プロコンプ CX3000
アンチロック スイングアーム
ENGINE & POWER TRAIN
ARB F/R エアロッカー
EXTERIOR
ブッシュワーカー オーバーフェンダー
WARN サイドステップバー
齋藤オートサービス
☎043-423-3693
URL:http://www.4wd-factory.com
PHOTO & TEXT:伊藤静男
![JeePStyle2014](https://i0.wp.com/jeep-style.net/wp-content/uploads/2014/01/jeepstyle2014.jpg?resize=351%2C499&ssl=1)
こちらの記事は
JeepStyle2014からの記事となります。