カスタムシーンが産んだ最高峰~ N I T T O タイヤ 半 世 紀 へ の 追 走 ~

愛車のカスタマイズにも興味のあるJEEP乗りの諸兄ならば、必ずご存知のタイヤブランド「NITTO」。純粋なジャパ ンブランドでありながら、むしろ本場アメリカや海外で高い知名度と熱い支持を誇る、ステイタス性の高いブランドで ある。今回は、そんな「NITTO TIRE」というタイヤメーカーについて掘り下げていくのでお付き合い頂きたい。

　ＵＳオフロードシーンに目を向けるとき、その装着率の高さに驚かされる日本発のブランドがある。そのひとつがズバリ「ＮＩＴＴＯ ＴＩＲＥ」だ。
　その理由を考えたとき思い浮かぶのは、カスタムカーに最適な、そのアグレッシブなトレッドパターンではないだろうか。省燃費やエコカー向けといったラインナップではなく、ロードタイヤならラージサイズや極太。オフロードなら、ワイルドなブロックやサイドウォールのパターン。そんな、カスタマイズドビークルに見合うタイヤを必要とされるサイズを揃えてラインナップしていく……それこそが「ＮＩＴＴＯ ＴＩＲＥ」の使命であり、アイデンティティであるという。
　このページに添えている写真は、古くからアメリカのオフロード系マガジンに投稿してきた広告の一例。サイズや能書きよりも、思わず吸い寄せられるトレッドパターンでユーザーのハートを引き寄せてきたことが分かる。
　かつて、オフロードタイヤにはフルサイズトラックを中心としたサイズや１９７０年代から変わらないパターンのままの製品が少なからず存在していた。そこに、多様化するニーズや車種に対応できるサイズで新風を吹き込んだ、それが「ＮＩＴＴＯ」なのだ。

詳しくは本誌（JEEP STYLE 2024 SPRING）を御覧ください！