日本のジープを彩る孤高のジャオススタイル
アフターパーツマーケットで圧倒的シェアを持つジャオス。その名を知らぬ4WDユーザーは皆無であろう。安心と安全、そしてワクワクを与えてくれる製品のファンは数多い。創業30年を超え、なおその輝き増す製品の魅力に迫った。
ジャオスの名に恥じない品質を追求する企業姿勢
1985年に産声をあげて以来、日本の4WDユーザーに製品を提供し続けてきたジャオス。30年以上にわたり品質を追求し続けてきた姿勢が生み出す製品は、トヨタ純正カスタムのモデリスタとコラボレートするなど、世界トップレベルにある。さらに、アジアクロスカントリーラリー2015では、同社の市販パーツでカスタムしたFJクルーザーに赤星代表自らがコドライバーとして参戦。クラス2位、総合8位という見事な戦果を残すなど、実用面においても高いレベルにあることを証明した。
そんなジャオスが輸入車のパーツを手がける契機になったのが、実はJKラングラー・アンリミテッドなのだ。アンリミテッドの登場によりラングラーはファミリー層からも選ばれるようになり、結果として安全かつ安心して乗れるパーツのニーズが、個人だけでなくディーラーからも高まった。それは、車格に見合った品質だけでなく、国内の法規に即していることや、納得できる納期。さらには為替で変動しない価格など実にさまざま。その言葉にしっかりと応えられるのがジャオスだったのだ。ちなみに、件のJKラングラーは2012〜2013年の東京オートサロンにおいて展示され、国内外から訪れた来場者から高い評価を受けたことは記憶に新しい。
そのラングラーの開発がひと段落した後は、ジープファミリーではWKグランドチェロキーやレネゲードも手掛けるなど、国産車と同様に情熱とプライドを持って商品開発を続けている。決して奇をてらうことなく、品質を追求し続けるジャオス。愛車との生活はここからスタートすると、きっと充足の毎日を送れるだろう。
高品質な製品は所有する愉しさと安心&安全のすべてを与えてくれる
国産車だけでなく輸入車オーナーにもジャオス品質を味わってほしい
PHOTO & TEXT:石上智章