適量・意表を突いてきた改良点の数々に注目
JEEPラングラーの現在の立ち位置、といおうかオフロードビークルのシーンに求められているマーケットをもっともよく反映しているのが、7台のなかのこちら。”Sideburn”は、アウトランダーに必要とされる機能をグラディエーターに集約させた、すぐに市販されてもおかしくない充実度のモデルである。
市販モデルと異なる大きなポイントは、搭載能力を高めたベッドやルーフだろう。カヤックかバイシクルを搭載できるルーフ、後部のベッドは内部に専用のラックを備え、水やスペアタイヤも機能的に収納できる構造になっているとのこと。
ボディはハーフドア化されており軽量化とオープンエアにも貢献。ヒンジによって前方に倒すとベンチに早変わりするグリルガードなどユニークな機能もあり、魅力的なクルマに仕上がっている。