JEEP A HOLICS #03 2018 Jeep Wrangler Unlimited Sports TECH FOUR

GO ANYWHERE!

街中でもオフロードでも似合うシーンを選ばないスタイリッシュカスタム

ジープだけでなく、オフロード四駆を幅広く手がける神奈川のＴＥＣＨ ＦＯＵＲが今回新たに手掛けたのが、ＪＬ型ラングラーだ。
　クルマのスタイルを大きく左右する前後バンパーと、サイドステップは、アメリカのＪＣＲ社製をチョイス。無骨なスタイルはもちろん、作りも良いのがチョイスの決め手とＴＥＣＨ ＦＯＵＲ代表の門眞さん。フロントはウインチを設置するスペースを確保しつつ、バンパー内に四角いＬＥＤフォグをインストールできるように穴あけ加工済み。サイドステップもどちらかというと車幅を極力狭めたロッカープロテクター的なデザインだ。
　リアバンパー下のテールエンド形状が特徴的なマフラーは、ＪＫ型でも定評のあったＴＥＣＨ ＦＯＵＲのオリジナル。現在開発最終段階で、現在装着されているのはプロトタイプだという。サイレンサーを斜めに配置することで、テールパイプを外してしまえばデパーチャーアングルを阻害しないデザインとなっている。
　足回りもこれまでＪＬで培ってきた経験から、作りが良く乗り心地も良いＦＯＸショック付きのＳＹＮＥＲＧＹ社製２インチリフトキットをチョイス。ＭＥＴＨＯＤホイールに装着されるタイヤは、オフロード時の性能とオンロード時の静粛性などのバランスを考慮して、門眞さんはファルケンのＷＩＬＤＰＥＡＫ Ｍ／Ｔをチョイスしている。
　基本的なパーツのチョイスと足回りをキメるだけで、素材としてポテンシャルの高いラングラーは十分スタイリッシュになる。特にＪＬ型はゴリゴリのオフローダーよりもこういった街中でもオフロードでも楽しめるスタイルがよく似合う。なにより門眞さんが実際に使ってみて良いパーツをチョイスすることで、どんなシーンでも、どんなシチュエーションでも安心して楽しめる一台となっているのだ。

　他にもタイヤ＆ホイールやインチアップキット、３ピース構造のルビコンバンパー、パワーサイドステップ採用などポイントは数多いが、他ではマネのできないワイドフェンダーこそがこのクルマ最大のトピック。まさにＷＨＡコーポレーションの傑作といえる。

BUMPER & ROCK SLIDER
前後バンパーとサイドステップは、JCR Offroad社製をチョイス。作りもしっかりしており、オススメだという。サイドステップは、ロックスライダーと呼ばれ、コンパクトなデザインが特徴。