エクステリアデザインの解説を行なうクリス・ピシテリ氏。新型ラングラーのデザインにおいて特に注目はヘッドライト内側が７スロットグリルにまで食い込んだかつての「CJ-5」の顔つきを彷彿させるデザイン。
約1000名のJEEPファンが集結
2018年11月23日に全国のジープ正規販売店を通じ、正式に日本仕様がリリースしたことで話題をさらっている「JL型ラングラーシリーズ」。ジープファンならば、その約１ヶ月前の10月25日に千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで行なわれた一般ユーザーも交えた「AII-NewJEEP® Wrangler Launch Conference」に参加された方もいらっしゃるだろう。
イベントスタートとともにステージ中央に現れた“パンプキンメタリック”カラーのJL型アンリミテッドサハラは、ファンを裏切らないラングラーならではの冒険心に満ちた頼りになる相棒を予感させた。
FCAジャパン株式会社代表取締役兼CEOのポンタス・ヘグストロム氏、FCAJEEP®エクステリアデザイン責任者のクリス・ピシテリ氏によるプレゼンテーション、音楽家の坂本龍一氏によるトークショーをはじめとした各プログラムはここにいたJeep®ファンすべてに充足な時間に与えてくれたに違いない。
そこで、この項ではイベントの模様を少しだけご紹介することにしよう。当日、会場に訪れることができなかった方も、そこにいた気分になって新たな相棒の登場を改めて祝おう。
FCAジャパン、ポンタス・ヘグストロム氏によるプレゼンテーション。ステージ左手には２ドアショートの「スポーツ」、右手には「アンリミテッド スポーツ」がディスプレイされていた。
エントランスを潜ると「CJ-7」「YJ」「TJ」「JK」といった歴代モデルが迎えてくれた。もちろんJeep®シリーズのルーツとなるウイリスも展示されていた。
会場内の一角にはアパレルやアウトドアグッズなどの販売コーナーも設けられていた。Jeep®ファンにはたまらない、先行販売のアイテムもディスプレイ。
イベントの最後には、屋外に展示されたアンリミテッドサハラ＆スポーツに実際に触れることができた。また、ポンタス・ヘグストロム氏との記念撮影サービスも行なわれた。
Jeep®のオリジナル楽曲も披露された
ゴスペルスクエア シンガーによるミニライブ。多くの人々から祝福を受けるラングラーには、どこか自動車という域では収まりきらない人の温かみすら感じるから不思議だ。
パーキングを埋め尽くす歴代Jeep®シリーズ
先着1000人の一般ユーザーを招いて開催されたこのイベント。パーキングには、グランドワゴニアからチェロキー、レネゲード、コマンダーなど、各Jeep®シリーズが並んだ。
AII-New JEEP Wrangler Launch Conference
開催：2018年10月25日（木曜日）
場所：舞浜アンフィシアター（千葉県浦安市）
TEXT：鈴木克也
写真提供：FCA ジャパン
