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JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察

10万円以下でできるお手軽サウンドアップ術

JKラングラーで楽しむオーディオカスタム

JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察

2018年のJL登場によって中古車市場が落ち着いてきた、つまり以前と比べて買いやすくなったといえるのがその先代にあたるJKラングラーというモデル。だからこそ今もなお各メーカーやショップが積極的にパーツを展開しているのは承知の通りであり、JLのリリースによってますますシーンは活性化しているようだ。ここからのページではそんな業界にあえての変化球、一般的な外装パーツとはまた異なる室内環境の充実化に加えて人気のアウトドアシーンから生まれた画期的なアイテムたちを紹介する。

JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察
JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察
JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察

“ひと部屋”増えたらJeepがもっと楽しくなった

JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察

リーズナブルに高音質を楽しむための

JKラングラー向けサウンド・アップデート術

 ジープというモデルがオフロードからよりアーバンで都会的なノリモノへと変化していったのはおそらくJKラングラーアンリミテッドの影響が大きい。つまりダート一辺倒だったJEEPがまったく新しい層に受け入れられはじめ、また昨今人気のアウトドアブームとクロスオーバーすることによって新しいオシャレなクルマとして認知されるキッカケを与えてくれた存在こそが紛れもなくJKなのである。よって本誌を眺めていてもホイールやサスペンションを中心としたアップデートパーツもこの業界には欠かせない存在。「だからこそもう少し室内空間にもこだわって欲しいんです」と、話すのは岐阜県羽島郡でオーディオー&セキュリティのプロショップ「コンセプト」を営む代表の宮岡氏だ。
 ハイエンドカーからJEEPやピックアップトラックまで、あらゆるオーディオカスタムに対応するというそのショップは、ある意味で本格的なプロショップ。しかしいわゆる一般的なオーディオショップとはどこか異なる異種独特な雰囲気に満ちている。それは宮岡氏が定義する「ユーザーのためのアミューズメントスペース」というように、ユーザーがオーディオの楽しさを存分に味わえる仕組みが各所に散りばめられており、パーツを販売するのではなく、あくまでユーザーに感動を与えることにこだわっているからである。それは豊富に用意されたデモカーの試聴はもちろんのこと、店内に設置されたオーディオスペースなども然り。ようは、そこにオーディオショップ=高額、敷居が高くて入りにくいというイメージはなく、ユーザーがより身近にカーオーディオと触れ合え、末長くオーディオの世界を楽しめるような空気感が広がっているという表現が正しいのだろう。

 さて、そんな「コンセプト」宮岡氏は自身も2ドアJKに乗るという大のJEEPファン。その延長で製作したというデモカーは、JEEPのイメージを最大限生かすよう工夫されたインストール術が冴えている。それは左ページの写真からもわかるようJEEP=無骨な印象をさらに高めるべくあえてラフにそれぞれのシステムがレイアウトされており、ムクの木材やむき出しのワイヤリングもワイルドなイメージを誇張する。もちろんホイールやリフトアップ、またボディへのラッピングなども抜かりなく、イベント、特にオーディオ関連の催しでは音質、スタイル共に大きな評価を得ているというのも納得できる。だがしかし、これはあくまでJEEP × オーディオカスタムの究極系(目標地点)であって、いちユーザーにはもっと手軽に、リーズナブルにその世界を知って欲しいというのが宮岡氏のホンネ。それは冒頭の「オシャレなノリモノJEEPだからこそ、もっと音楽を、エンターテイメントを思い切り車内で楽しんでほしい__。」というように、オーディオ初心者、さらに初めてJEEPに乗るオーナーにとっても優しい手法なのである。この先のページではなんと4万円台~既存のオーディオ(純正)をアップデートでき、誰もが音質アップを体感できるという「コンセプト」独自のスペシャルパッケージをわかりやすく紹介しつつ、カーオーディオの世界をより身近に感じてもらえれば幸いだ。

2018 JK Wrangler

JK TECH CHECK JKラングラー・パーツ考察

2018 JK Wranglerコンセプト流 JKベースのハイエンドオーディオ

JKラングラーにおけるオーディオカスタムの究極系を目指したというコンセプトのデモカーがコチラ。やはりジープらしくそのインストールはムクの木材やむき出しのワイヤリングでワイルドさを誇張し、ロールケージにはマリーン用のスピーカーを4発採用する一方、それぞれのシステムにはロックフォード製のハイエンド機器をインストール。またバッフルを介してスピーカーをマウントしたインテリアの一部にはエイジング塗装を。外装はラフカントリー製2インチのリフトアップにフューエルオフロード製リム、そしてラッピングでデモカーとしての存在感もバツグンだ。

Rockford Fosgate AUDIO SYSTEM

フロントスピーカーT5652-S/2
リアスピーカーPM2652W&B/4
パワーアンプ #1PM600X4/1
パワーアンプ #2PM500X2/1
パワーアンプ #3T2500-1bdCP/1
サブウーファーP3SD2-12/4

4万円台~既存のオーディオ(純正)を大幅にアップデート

本国モパーオプションとしても採用されるUS ナンバー1オーディオブランド「キッカー」とは

デモカーに対して「もっと手軽カーオーディオの世界を知ってほしい」と、コンセプトの宮岡氏が提案するのはUSブランド・キッカーを使ったオリジナルパッケージ。その紹介をする前に、まずキッカーとは本国のモパーディーラーがオプションとして採用するほどポピュラーなオーディオメーカーであり、やはりMade in USAならではの心地良いサウンドフィーリングが魅力のブランド。例えば人間の耳が最も快楽を感じるという「低音」をコンセプトに開発されたサブ・ウーファー(低音用のスピーカー)などはその筆頭であり、低価格からハイエンドまで各シリーズ、サイズ共にラインナップはかなり充実しているとのこと。それでは早速、以下ではコンセプトが提唱する低予算で車内の音響が激変するというパッケージ×2をみていこう。

CASE 1

■ スピーカー編

純正スピーカーを交換して車内の音楽環境を一新(取り付け場所:純正スピーカー位置)

CSC67 スピーカー
CSC67 スピーカー 価格:¥48,600(税込)

JKでいう、ちょうどダッシュボード両脇に付いている純正スピーカーを交換するだけ(しかしその効果は絶大!)というこのパッケージは最もオーソドックスにしてビギナーでも十分に音質の違いを体感できるお手軽仕様。その価格はなんと工賃と消費税込みで¥48,600(!)もちろんここからさらにシステムをアップデートすることも可能だ。

CASE 2

低音=ベースを増幅し、より心地良いサウンドをゲット(取り付け場所:ラゲッジスペース)

OR

+

KKP210 2チャンネルアンプ &BOXサブ・ウーファー or HIDEAWAY¥75,600(税込/工賃込)

キッカー製のライトサブ・ウーファー、そして小型のパワーアンプを使ったこのキットは純正/社外デッキ(ヘッドユニット)を問わずボルトオンにて搭載が可能。サブ・ウーファーにはいわゆる従来のボックスタイプと薄型で置き場所に困らないHIDEAWAYの2タイプが選べるのも嬉しい。



コンセプト
TEL:058-374-7750
URL:http://www.concept450.com/
住所:〒501-6035 岐阜県羽島郡笠松町円城寺647

PHOTO & TEXT 竹下進悟


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こちらの記事はJeepStyle2019Summerからの記事となります。

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