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Wrangler Evolution 〜JEEPの歴史を辿る~(1)

さらっと読める「JEEPヒストリー」

Wrangler Evolution 〜JEEPの歴史を辿る〜さらっと読める「ジープヒストリー」
Wrangler Evolution 〜JEEPの歴史を辿る〜さらっと読める「ジープヒストリー」

都心部や週末のアウトドアフィールドを中心に 「オシャレな乗りもの」 として 親しまれているJEEPシリーズ。 しかしその歴史は1941年とかなり古く、 これ までに幾度となくモデルチェンジを繰り返してきたという背景がある。 そこで ここからの4ページでは誕生から85年近くに渡って進化してきたJEEPの足跡を 歴代モデルとともにプレイバック。 時代背景を織り交ぜながら辿っていこう。

1941-1945 ミリタリー向けモデル

1941-1945 Jeep ミリタリーモデル
ジープの始まりは軍用車から

アメリカ軍により軍用車の開発が要請され、それに参加したのがウィリス・オーバーランド社だった。軍が求めるスペックをすべて満たすことはできなかったものの、ウィリスが製作したMBが正式に採用された。ジープのルーツは1941年に誕生したMBである。

1945-1986 CJモデル

1945-1986 CJモデル
終戦を機に武装排除し市販化

MBをベースに、武装面を排除して民生車として最初に登場したのがCJ-2Aである。パワートレインやホイールベースの変化にともなって、CJ-3、CJ-5、CJ-6、CJ-7などとラインナップが変化。CJシリーズは、実に40年近く販売されたことになる。

1955-1983 CJ-5

1955-1983 CJ-5
M-38A1がベースの最長モデル

’70年代まで長き渡り軍用として納入されたM-38A1をベースに市販化したモデル。このCJ-5は、ジープ史上で最も長いスパンで継続販売されたモデルである。オフロード性能が高められ、シートの快適性が向上していき多くのオフロードファンを虜にした。

1976-1986 CJ-7

1976-1986 後のWranglerにも通じるCJ-7
後のWranglerにも通じるCJ-7

CJ-5が約80インチ、CJ-6が約100インチのホイールベースだったのに対し、中間的な約90インチで登場したのがCJ-7。これは、後のYJラングラーとほぼ同サイズであり、またプラスチックトップとスチールドアを採用した最初のモデルでもあった。

History of JEEPs 1941-1986~リアル・オフローダーの系譜~

 ジープのルーツとされるモデルは第二次世界大戦中に誕生したと言われている。ウィリス・オーバーランド社が1941年に開発を手がけたそれは、アメリカ軍の軽量偵察車というのが目的だった。
ちなみに「ジープ」という呼び名が生まれた経緯は諸説あるが、General Purposeの略称である”GP”の響きから?というのが有力であり、戦時中のアメリカ軍はミリタリー用トラック全般をそう呼んでいたそうだ。
 
 ジープが正式な車名として採用された1945年当時、太平洋戦争が終焉へと迎えつつあったころ。イコール、ウィルス・オーバーランド社にとってJEEPの製造がストップすることは何よりも避けたい死活問題になったのだ。そこですぐさまJEEPというキーワードを商標登録した同社は市販車としてJEEPを売り出せないかを考えた。そして誕生したのが「CJ(シビリアン・ジープの頭文字)」と銘打ったモデル。このCJこそまさに市販車としてリリースされたJEEP第一号であり、この当時採用されていた7本スリットのグリルは(MBは9本スリット)現在のモデルへと受け継がれている伝統的なアイキャッチとなっている。

 ジープ最初の市販モデル「CJ-2A」は、ミリタリースペックを継承していたこともあり多目的かつタフなクルマとして農業地や工業などのワークヴィークルとしても活躍。1949年までの5年間販売され、その後CJ-3A、CJ-3Bへと進化。CJ-3Bは1968年まで生産が継続されている。そんななかジープという名前が世間に認知されるキッカケとなったのが1955年に登場したCJ-5である。これは軍用車として1952年に登場したM38A1をベースとし、モアパワーと快適性を追求したいわばオフロードヴィークルとしての立ち位置を固めたモデル。CJ-5は、1983年までのおよそ30年間という、ジープ史上で最長となる生産スパンを記録するヒット作となっている。

CJ-5は、その誕生から長い期間で80インチほどのショートホイールベースを採用していたが、これをベースに100インチへとロングホイールベース化されたCJ-6が新たにラインナップに加えられたのが1956~1975年。そして1976年にはCJ-6を引き継ぐ形で、2台の中間的な90インチ程度のホイールベースを持つCJ-7が登場。シリーズ中、およそ20年振りの新型モデルだったCJ-7は、初めてオートマチックが採用され、プラスチックトップとスチールドアがオプションで用意されるなど、後のラングラーにも通じるモデルとして親しまれた。

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tex tby JSB


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