クールにアピールするその圧倒的な存在感（１）

ＪＫ本来のどう猛さがよみがえった

　アメリカ直輸入のオフロードパーツをたくみに組み合わせ、堂々としたスタイルのジープをつくり出すオフロードビルダー、トップランカー。同店のデモカーをひと目見れば、その技術力とセンスに誰もが目を見張ることだろう。
　今回同店は本誌に２台のＪＫをお披露目してくれた。いずれもホワイトを基調とし、各部にブラックを効果的に取り入れることでクールなスタイリングに仕上がっている。　
　まずは４ＤＯＯＲのＪＫを見てみよう。同車が独自に取り扱うアメリカ直輸入パーツをふんだんに取り入れることで、そのたたずまいはノーマルとは真逆の攻撃的な表情を見せている。前後のバンパーやロッカーガード、フェンダーなど、クルマのイメージをカタチ作るパーツにはアメリカで大人気のブランド“ポイズンスパイダー”を積極採用。さらにＢＥＳＴＯＰのルーフによって軽快感、開放感をも演出する。ルーフやバンパーに装備されるＬＥＤバーライトは強力な光量で真っ暗闇のダートも安心して走行できて、街中でも圧倒的な存在感を主張する。また同社が国内販売権を所有するスパイダーのヘッドライトも注目のポイントだ。
　徹底的にカスタマイズされたエクステリアとともに、大迫力のアピアランスを生み出しているのが37インチ大径タイヤと同社とフロントラインがコラボしたホイールだ。コイルオーバー式のＩｃｏｎサスペンションは路面追従性はもちろん、長時間のオフロード走行でも性能変化が抑えられ、さらにエアバンプストップの追加などによってロックセクションといったハードな路面をも想定する。ステアリングダンパーをツインで装備することで操安性も確保するなど、幅広いシーンで使える足まわりを構築した。
　優れたパーツを効果的に組み合わせることで“リアルアメリカン”とでも言うべきスタイリングに仕上がりながら、卓越した走破性をも発揮。ジープの楽しさがこの２台に凝縮されていると言っても過言ではない。