クールにアピールするその圧倒的な存在感（２）

ＪＫをより楽しく

　アメリカ直輸入のオフロードパーツをたくみに組み合わせ、堂々としたスタイルのジープをつくり出すオフロードビルダー、トップランカー。同店のデモカーをひと目見れば、その技術力とセンスに誰もが目を見張ることだろう。
　今回同店は本誌に２台のＪＫをお披露目してくれた。いずれもホワイトを基調とし、各部にブラックを効果的に取り入れることでクールなスタイリングに仕上がっている。　
　２ＤＯＯＲのＪＫは、４ＤＯＯＲカスタムのイメージを踏襲し、ポイズンスパイダー製のパーツで武装する。せりあがったパイプが特徴的なフロントバンパー、ボディアーマー類で無骨なイメージを強調しつつ、エンブレムが刻まれたインナーフェンダーなどの採用によってクールなイメージを強調した。フェンダー、ロッカーガードは４ＤＯＯＲと同タイプを採用。マキシス37インチタイヤとブラックのＭＥＴＨＯＤホイールが迫力のみならず、足元に引き締まった印象を与えている。
　サスペンションはＳＹＮＥＲＡＧＹ Ｆ２Ｒ１コイルとＲＯＣＫ ＫＲＡＷＬＥＲショックで構成。リフトアップによるネガを解消すべくＳＹＮＥＲＡＧＹ製ハイステアキットを導入し、さらにドライブシャフトをダブルカルダン（Ｊ・Ｅ Ｒｅｅｌ）とするなど、操安性、快適性をも考慮した。
　優れたパーツを効果的に組み合わせることで“リアルアメリカン”とでも言うべきスタイリングに仕上がりながら、卓越した走破性をも発揮。ジープの楽しさがこの２台に凝縮されていると言っても過言ではない。

1.デフケースにPOISON SPYDERのエンブレムが堂々と鎮座する。2ブラックのMETHOD×MAXXIS 37インチという組み合わせ。3ドライブシャフトはWカルダン化している。4ボディアーマー、サイドロッカーも4DOORカスタムを踏襲。5Synagy F2R1コイルとROCK KRAWLERショックで構成されるサスペンション。6ルーバーをブラックとし、ルックスのアクセントに。7乗り降りに欲しいのがアシストグリップ。こちらもPOISON SPYDERを採用した。8パイプドアとすることで、さらなる開放感が生み出された。