チェロキーのコンプリートモデルで大きな流行を作り出したブーブーワークスの次なる一手がパトリオット。スタイルも省燃費性能も取り回しも優れた1台だ。
大人気のMK-66がセンターキャップを装備ラグジュアリー感をアップしてリニューアル!
発売以来、大人気となっているMK︲66が、センターキャップを装備してリニューアルデビューした。同時に、ホイールサイズもJKラングラー、WKグランドチェロキー用の20インチを拡充した。
アメリカでリリースされるMKW。MKホイールラインナップの中でもMK︲66は、ピアスボルトやインサートパーツなどの装飾を排し、8スポークデザインを基調にしつつ、MKWらしい美しさとワイルドさを兼ねそなえたホイールだ。
スポークは直線を主体にスピンドル状にデザインされ、シャープでありながらもリムに向かって広がることで、タフネスなイメージもある。スポークエッジにはミリング加工を施し、アルミ合金の素材感を生かしつつ、スピンドル型の窓枠を絶妙なバランスで描くことで印象的な表情を作り出している。また、リムフランジには斬新な半円状のディンプル加工を施すことで、ラグジュアリーでありながらオフロードカーにふさわしい力強い印象をも与えているのが特徴だ。
このラグジュアリー感をいっそう強めてくれるのが、新たに備わったセンターキャップ。8つのボルトがスポークとバランスよく配置され、スポークとの一体感を出している。さらに、センターのメッキのMKWの文字、レッドの▲ロゴがMKWブランドをアピールしてくれる。サイズも20インチを新たにラインナップして、JKラングラー、WKグランドチェロキーをより一層スタイリッシュに飾ってくれるのだ。
MK-76:気品を感じさせるニューデザイン
美しい曲線が特徴的なニューデザインのホイールが登場した。従来、MKWといえば直線を基調とした力強いデザインの中に、研ぎ澄まされたデザイン性やミリング加工を施すことで、ラグジュアリー感とタフさをホイールの中に表現してきた。しかし、新たに登場したMK︲76はこれまでのデザインコンセプトとは一線を画し、美しい曲線でホイールの中に流麗な表情を描き出した、ニューデザインを採用したのだ。
このスポークをつぶさに見ると、ただ丸みを帯びているだけではないことが見て取れる。センターに向かって落ちるコンケイブデザインや、リムの内側に向かって入り込み、深いデザインを作り出すディープリムを採用するなど、スポークデザインの美しさだけでなく、ホイール自身の存在感をも強く演出しているのだ。また、スポークのエッジはミリング加工により曲線を強調するとともにシャープさもアピールしている。
さらに、リムフランジのスポークからつながったTrapezoid部には、ダイヤカットを施すことでホイールの存在感を強調し、ひと回り大きく見せることにも成功している。フランジにはミリング加工を行いつつ、ブラックにすることでより印象的な表情に仕立てているのだ。
まるでダイヤモンドを散りばめた美しい衣をまとったかのようなデザイン。MKWの新たな挑戦がジープの美しさを引き立ててくれる。
MK046 M/L+:見る者を魅了する美しき存在感
ブーブーワークスが販売するパトリオットの中でも人気の高いのが、タイヤ&ホイールを交換したのみのライトカスタムを施したエントリーモデル。このクルマはリミテッドとなっており、レザーシートやパワーシートなど、高級感を追求。ジープブランドの豪華な末っ子として人気を博したモデルなのだ。
漆黒の中に美しく光る線で、力強くも魅力的な存在感を作り出したのがMK-46M/L+。MKWのホイールラインナップの中でも、特に美しさが際立つ1本だ。
センターから伸びる8本のスポークはリムに行くほどに広がり、大きく内側へと落ち込むのは、ベースとなったMK-46と同じデザインだが、MK-46がスポークのフェイス面を切削加工を施したのに対して、MK-46M/L+はフェイスではなくスポークのエッジにミリング加工を施しているのが特徴。ホイールのベースカラーは丁寧な塗装で仕上げられた漆黒のブラック。そのエッジをミリング工することで、まるで魔術師が闇夜に光を放つかのような存在感を主張。スポークのミリング加工はリムへと伸び、隣のスポークへとつながっていく。こうすることでスポークの広がりとリムの印象を強め、ホイールをひと回り大きく、しかも高級感も表現しているのだ。
さらに、スポークエンドとリムフランジにはピアスボルトを配することで高級感をより引き立てるとともに、ジープブランドのクルマにふさわしい力強さも取り入れている。また、フェイス面のMKW▲ロゴもミリング加工を施しているのだ。
MK-46M/L+は、見る者を魔術にかけるかのごとく魅了する。そんな比類なき美しき1本なのだ。
トライスターインターナショナル
TEL:03-3779-5131
URL:http://www.mkw-japan.com/
PHOTO & TEXT:石上智章
こちらの記事は
JeepStyle2017からの記事となります。