左ハンドルのJKラングラーをベースに直輸入パーツでスタイリッシュにカスタム
福島県、郡山のオルティスはオーナーのアメ車愛が高じてジープカスタムを手掛けるようになったお店だ。そんなオルティスが作り上げたのがこのデモカー。特長はラングラーカスタムの本場、アメリカから直輸入したパーツをふんだんに使用していること。星の数ほどあるパーツのなかから「これは!」と思うものをチョイスし、オルティス独自のスタイルへとビルドアップさせているのだ。
まずタイヤはもはやスタンダードとなった感のある37インチのニット―マッドグラップラーをチョイス。アルミはFUELの17インチとすることでワイルドかつシックなスタイルとしている。この大径タイヤを支えるのがプロコンプの3インチアップコイル。ここにリザーバータンク付きのFOXショックをマッチすることでオンロードでは街中から長距離移動まで、安定感のある乗り心地をキープできるセッティングとなっている。もちろんオフロード走行も考慮しており、純正とは比べ物にならない走破性と安心感となっている。
一方エクステリアではパラマウント社製のバンパーをチョイス。センターだけでなく両サイドを照らすLEDフォグも装備されており、夜間のオフロード走行でも確実に前方視界を確保してくれる。またルーフにはスミッティビルトのルーフラックを装備しており、ラングラーらしいスタイリングはもちろん積載性も向上させるなど実用性にもこだわっている。
個々のパーツチョイスはもちろんだが、なにより注目したのは全体のスタイリング。タイヤサイズや車高と外装パーツでスタイリッシュに乗れるJKに仕立て上げている。このバランス感覚こそがオルティスの個性なのだ。
バンパーはパラマウント社製。ウインチが搭載可能だったり、フロント&両サイドにLEDフォグを装備できるなど実用性に優れ、デザインもシャープでカッコいい。他人とバッティングしにくいにのも嬉しい。
タイヤサイズに合わせてオーバーフェンダーも装着。こちらはシンプルなデザインのトップランカー製フラットフェンダーをチョイスしている。
オシャレなクーラーボックスなどを積みたくなるのがスミッティビルトのルーフラック。アメリカ製だけあり耐荷重も高く実用性にも優れているぞ。
37をスタイリッシュに履きこなす
37インチを履けるギリギリの車高を狙い3インチアップのサスに変更した足回り。過剰に車高アップをせずに大径タイヤを履くのはアメリカでも主流となりつつあるスタイルなのだ。ショックはリザーバータンク付きのFOXで高い操安性を実現している。
ある意味このクルマの最大の特長と言えるのがこちら。そう左ハンドルなのだ。アメ車を愛するオルティスはベース車にもこだわってアメリカからクルマを仕入れているぞ。
サイドウオールにもブロックパターンを配したニット―MGはアメリカでも人気が高い。このワイルドさとシックなアルミを合わせてドレスアップ効果も高めているのがオルティス流だ。
タイヤサイズに合わせてオーバーフェンダーも装着。こちらはシンプルなデザインのトップランカー製フラットフェンダーをチョイスしている。
PARTS LIST
●TIRE & WHEEL
Nitto Tire Mud Grappler 37X13.50R17
FUEL OFFROAD VAPOR 17×9J-12
●SUSPENSION
PROCOMP COILSPRING
FOX SHOCK
●EXTERIOR
PARAMOUNT OFFROAD FRONT BUMPER
PARAMOUNT REAR BUMPER
FUEL OFFROAD BLACK MESH GRILLE
TOPRANKAZ 50mmワイド TRCフラットフェンダー
●INTERIOR
Injen Technology Power-Flow Air Intake System
ORTIS オリジナルマフラー
●SOUP-UP
SMITTYBILT Defender Rack
ORTIS(オルティス)
TEL:024-983-7550
PHOTO & TEXT 石上智章