MAXXIS OCJC Challenge Rock Crawling 2017 -第１戦-

せっかくジープに乗っているのなら、本格的なオフロードを一度は体験したいもの。そんなオーナーにおすすめなのが、OCJCが主催する「マキシスOCJCチャレンジロッククロウリング」だ。

ハードなセクションに果敢に挑むジープ乗り

　ロッククロウリングやオフロードトレイル等の競技を主催する団体“ＯＣＪＣ”（Ｏｆｆｒｏａｄ Ｃｒａｗｌ Ｊａｐａｎ Ｃｏｍｍｉｔｅｅ）のロッククロウリングシリーズ第１戦が岐阜県中津川市のオフロードコース、オフロードパーク黒井沢で開催された。国産４駆や軽４駆など、この日は37台の４駆が参加したが、中でも一大勢力をほこっていたのがやはりジープだった。参加車両はその改造範囲やサイズなどで５クラスに分けられ、各クラスでジープが大活躍。ジープオーナーたちは、その真価を「これでもか」と味わえるハードなセクションの連続に果敢に挑んでいった。
　この日は、巨大な石が敷き詰められたセクションをはじめ、自然の地形を利用したセクションなど３セクションが用意されており、多彩な表情を見せる路面に参加ドライバーは悪戦苦闘の様子。スポッター（車両の脇から走行ラインや制限時間等を指示する役目）の指示を受けてハンドルを操作するものの、いずれもそんなに簡単に走破できるセクションではない。とはいえ中には誰もが尻ごみするようなハードな走行ラインに挑戦するドライバーもいて、そのテクニックと勇気に会場からは拍手が沸き起こった。
　35オーバークラス（ショートボディ・デフロック装備）はＴＪラングラーがワンツーフィニッシュを決め、レギュラークラスでもやはりジープが上位を独占するなど、各クラスでジープが大暴れした第１戦。88ページでは７月に開催された第２戦をレポートする。