日本最高峰のロックマシンが集まるMAXXIS OCJC Challenge Rock Crawling。マキシスジャパンの協力体制もバッチリで、今回もハードなセクションを強者達が走りまくる!!

第1戦の雪辱を果たす!トップドライバーの熱い戦い
前日まで降っていた大雨が朝にはどうにか止み、一時はどうなるのかと危ぶまれたOCJC第2戦。比較的水はけの良い黒井沢のおかげで、逆にちょっと涼しくて過ごしやすい絶好のコンディションでの開催となった。ナンバー付き車両の日本最高峰のロッククロウリング大会とあって、今回はマキシスジャパンの代表取締役が訪問するなど、注目度はかなり高い。
今回のコースは、本部前広場から見える斜面に2コース、コース内の沢を使用したコースの3セクションで行われ、難易度別のパイロンゲートが置かれたコースを走り、走破得点を争う。この難易度別のパイロンゲートがかなり曲者で、時間さえかければいけそうなゲートと、これは無理でしょ? と思わせるゲートが各セクションに配置。基本、獲得ポイントが優先し、走破タイムは同点の時のみ参照というルールなので、各エントラントは勝負をかけまくる。同一クラスのライバルの走りも気になってしょうがないのだ。当然、本気勝負はギャラリー的にも見ごたえ抜群。今回総合優勝をゲットしたのは、第1戦で惜しくも無制限クラス3位となったTEAM TWIST by Phoenix RUBICONの古橋&堀江ペアが雪辱を晴らし、今回は総合と無制限クラス両方で優勝。スコアを見ると文字通りぶっちぎりの実力差を見せつけた。
競技終了後、表彰式に通り雨でクールダウンというおまけ付きの今回のOCJC。今年は最終戦を残すのみだが、熱い戦いを次回も見せてくれそうだ。常軌を逸した4WD走行を見たければOCJCに来るべきだ。日本のロックも侮れない!

ここは日本だが、エントラントのノリはアメリカン!カメラを向けるとサービス精神旺盛だ!

こんな可愛い子までもがエントリー?

大御所のお2人が怪しい談義中? 「ここの罠、何人ハマるかなぁ?」なんて言っていたとか言わなかったとか。

マキシスジャパンからは、社長を含め大勢のスタッフが会場入り。この大会を応援する熱意がひしひしと感じられるのだ。

おなじみの実況アナウンスはT&Tの築地さん。

軽快なトークでエントラントのテンションもうなぎのぼりなのだ。





巨大な大岩へ果敢に攻め込んでいくエントラント。紛れもなく日本最高峰のロッククロウリングイベントと言って良いだろう。ドライバーのスキルだけでなく、ポインターのスキルがかなり重要視されるのがロッククロウリングだ。これほどまでにハードな地形を攻め込むと、車両トラブルも日常茶飯事。ドライブシャフトとプロペラシャフトの破損は現地でも修復可能な作業なのだ。真剣に競技参戦しているからこそ、インターバルのひと時は仲間とリラックス。お邪魔すると、ここでもノリの良さを発揮!!







MAXXIS OCJC Challenge Rock Crawling 2017 -第2戦-
開催:2017年7月2日(日)
場所:オフロードパーク黒井沢
主催:OCJC
PHOTO&TEXT :那須一博