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正しい新型ジープの買い方・選び方

本当に必要な情報は、ネットサーフィンじゃ見つからない!

市場では早くも「初期ロットは」完売して、次は何時になるかわからない」と噂されるほど人気の高まっている新型ラングラー。実際これから購入しても、納車はかなり先になりそう。
そうとなれば時間をかけて「正しい買い方・選び方」をもう一度しっかりと学んでおこう。

正しい新型ジープの買い方・選び方
正しい新型ジープの買い方・選び方

どうせ待つなら、いっそ「ルビコン」を狙うというのもアリ

 2018年10月25日に正式発表され、同年11月23日から全国で発売が開始た新型「JL」ラングラー。しかし、実際、アンリミテッド スポーツ/アンリミテッド サハラ ローンチ エディションという先行して発売された分に関しては、早くも納車待ち状態であり、それはしばらく続きそうな気配すらあるという。
 ならば2019年春の発売が予定されているルビコンを選択肢に加えるというのも悪くない。ご存知のとおりルビコンとはスポーツ/サハラの上位に位置付けられる最上級グレード。電子式のディファレンシャルロックをはじめ、強力なオフロード性能を備えているのが特徴。本格派オフローダーのなかには「ルビコン以外は意味がない」と断言する猛者がいるほど価値の高いモデルとなっている。しかも先行発売モデルとの価格差もわずかな車両本体560万円(予想)という設定も、充分に食指を動かされるポイントといっていい。

本気のオフローダーたちが待ち望むルビコンは2019年春から発売開始。

本気のオフローダーたちが待ち望むルビコンは2019年春から発売開始。

スポーティ派には2.0ターボ、ユッタリ派には3.6がオススメ

エンジンは選べる2本立て
落ち着いた走りが味わえる3.6チッターNA。
エンジンは選べる2本立て
スポーティに走るなら2.0リッターターボ。

 新たに投入された2.0リッターターボか、信頼の3.6リッターNAか? オーナーにとってはどちらのエンジンをチョイスするかは大きな問題だ。
 まだまだ実績の少ないエンジンだが、2.0リッターターボは中速域からの加速力や燃費性能にも優れていて非常に魅力的。しかし同様に3.6リッターの高い信頼感も捨てがたい。こちらはすでに採用実績もあるし何より静粛性が高いから、上質な走りを求めるなら悪くはないチョイスだ。スポーティに走りたいなら前者を、そしてゆったり味わいたいなら後者を選ぶのが最善かもしれない。

ルーフの形状変更でキャリアが積める!

ルーフの形状変更でキャリアが積める!

JK時代には独特な形状によって取り付けできなかったルーフキャリアが、JLでは装着可能となった。もちろん純正オプションとして用意されたもので、アウトドア派にうれしいニュースとなった。

新車のJKラングラーは、見かけたら即、買い!

Tiger Auto「Tiger Package」
Tiger Auto「Tiger Package」
JAOS「X-OVER LINE」
JAOS「X-OVER LINE」

 以前から話題を集める新型車が発売されると、「納車1年待ち!」などというニュースが聞こえてくる。JLラングラーの場合もそれに近い状況になっているかもしれないが、「そんなに待てないよ」という人も少なくないはずだ。
 そこで注目したいのが先代JKだ。すでに生産は中止されているのでほぼ新車は残っていないだろうが、万が一にも出くわしたら、即、買いだ。理由は3つ。まずは自動車としての熟成度。発売直後のJLに比べ信頼度が高いのは当然。ふたつ目が新車の低金利ローンが使える点。これもなかなか魅力的なポイントだ。
 とはいっても、すでに生産は終えているから、いわゆる市場在庫のみであることに変わりがなく、仮に在庫として残っていたとしても、ボディカラーなどはまず選べないと思ってほしい。それでも新車のJKを見かけたらラッキーだ。
 ちなみに3つ目はリセールバリュー。ラングラーのリセールバリューの高さはJKで証明済。もしかしたら3年乗ってJLに乗り換えるのが、最善の策かも。

新型ジープ・ラングラーメーカー希望小売価格

Sport 2ドア/3.6ℓ ¥4,590,000(税抜 ¥4,250,000)
Sport 2ドア/3.6ℓ ¥4,590,000(税抜 ¥4,250,000)
Unlimited Sport 4ドア/2ℓ ¥4,940,000(税抜 ¥4,574,000)
Unlimited Sport 4ドア/2ℓ ¥4,940,000(税抜 ¥4,574,000)
Unlimited Sahara Launch Edition 4ドア/3.6ℓ ¥5,300,000(税抜 ¥4,907,000)
Unlimited Sahara Launch Edition 4ドア/3.6ℓ ¥5,300,000(税抜 ¥4,907,000)

スポーツ? サハラ? どれを選べば正解?

 今回、日本市場に用意される新型ラングラーは以下の3グレード。

①スポーツ2ドア(3.6リッター)
②アンリミテッド・スポーツ4ドア
③アンリミテッド・サハラ・ローンチエディション

 ①は受注モデルのため、購入に関しては基本的に㈪と㈫が対象となるはず。ちなみにローンチエディションとはモデルチェンジ直後に登場する台数限定の豪華装備モデルのこと。レザーシートやフロントシートヒーター、ヒーテッドステアリングや革巻きシフトノブなどを備えながら、アンリミテッド・スポーツ+36万円に抑えた530万円という価格設定だ。ちなみに2018年モデルのJKでのサハラとスポーツとの違いは、フェンダーやルーフがボディ同色になっていることやホイールのデザイン、シート生地などのメニューで、価格はスポーツより34万6000円高い設定。だから今回のJLサハラ・ローンチエディションに関しては、かなりお買い得な設定だったといっていいだろう。

値引きゼロ&納車待ち……それでもJLな理由

 ラングラーに限らず、新型車のデビュー直後は限られた台数の取り合いになるのは必至。だから基本的に値引き額は「ゼロ」と考えるべき。納車時期についても同様で、即納ということはまず期待できない。正式発表すらされていない2018年春の段階で「新型ラングラーを予約したい」という問い合わせがあったほどのフィーバーぶりということもあり、現段階ではハッキリと回答できないのが実情のようだ。ちなみに人気ボディカラーの場合、JK時代にも3〜4ヵ月の納車待ちというケースがあったことを考えると、ある程度の待ち時間は覚悟しておくべきだろう。
 しかし、逆のことを考えれば、JLラングラーは残存率が高いクルマであるともいえる。同年式のクルマと比較してもその差は歴然。もちろん売る時を考えて購入するのはナンセンスだが、考え方のひとつとして、識っておいても損はない。

[JLラングラー 純正アクセサリー]

現段階ではわずかではあるが、順次、追加されることが期待される純正オプション。遊びゴコロを満たしてくれるラインナップが楽しみ!

■ルーフキャリア
スキー・スノーボードキャリア 27,000円
ルーフラッククロスバー 64,800円
ルーフバスケット 79,920円

■サイドステップ
チューブステップ クローム 178,200円
ロックレール 118,800円

■その他
オールウェザー フロアマット 35,640円
スペアタイヤソフトカバー 18,360円



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こちらの記事はJeepStyle2019Springからの記事となります。

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