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ジープをもっと楽しもう!~ジープの楽しみ方十人十色~(2)

足回りのスペックだけではなく
見えない箇所こそカスタムでは重要

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オフロードを走るのであれば、特に大径タイヤを装着するのであれば、サスペンションや駆動系のセッティングは重要である。それは、ただ単にパーツを装着すれば良いというわけではない。どのように装着するのか、またその他の箇所にどう手を加えるのかが重要なポイントである。
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 「ジープを買ったらオフロードを走りたい!」。そう考えているオーナーも多いだろう。そうなると、どのような改造をすれば良いか悩むもの。タイヤの銘柄やサイズはもちろんのこと、サスペンションパーツにしても、星の数ほどあるジープなので、どれが良いのか迷ってしまう。
 そんな時、力になってくれるのがプロショップ。特にT&Tはジープ専門店。スタイルアップさせるリフトアップから、本格ロッククロウリングマシンまで手がけているジープのプロショップである。

 ここで紹介するのは、JKラングラー アンリミテッド。その中でもオフロード向けにセッティングされたルビコンである。装着タイヤは、今やJKラングラーの定番とも言える37インチで、ヨコハマ・ジオランダーM/T+を選択。
 この37インチタイヤ装着であれば、多いのがリフトアップコイルにノーマルアームのまま、アームを下げて補正をするといった改造が多い。しかし、オフロードをガンガン走るには少々無理がある。
 そこで、シナジーのロングアームに換装。ロングアームは支点がより遠く、アームが長くなるので、サスペンションが多くストロークするオフロードに有効なだけではなく、オンロードでの乗り心地向上も図ることができる。
 しかし、カスタムはスペック表だけでは判断することができないもの。ステアリング周りやマウント位置の変更など、プロショップならではのノウハウで、いろいろ手が加えられている。ただ単に、パーツを取り付ければ良いというものではないということだ。
 まだまだこれから発展していくという、このJKラングラー アンリミテッドルビコン。オフロード、特にロッククロウリングを走るからこそ、強化する箇所がたくさん出てくるだろう。ジープでオフロードを走るのも楽しいが、その目標に向かってクルマを作っていくのも、また楽しいものである。

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シナジーのステージ4ロングアームサスペンションシステム。コイルスプリングや各種アーム、ブラケットやリンクがセットになっている。このキットで6インチアップを行なっている。
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シナジーのロングアームに、テラフレックスのCVドライブシャフトで強化を図る。
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リアの足回りもシナジーのキットを使用。ラテラルロッドのアップブラケットやバンプストッパーの延長など多岐に渡る。
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ショックアブソーバーは、FOX 2.0パフォーマンスシリーズを選択。
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タイヤはヨコハマ・ジオランダーM/T+で、37×12.5R17と大径サイズ。
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>>SPECIFICATIONS >SUSPENSION Synergy Stage 4 Long Arm Suspension System / 6”Lift Fox 2.0 Performance Series IFP Smooth Body Shock Teraflex CV DriveShaft Rock Hard Evap Canister Relocation >EXTERIOR T&T Custom JK License Plate Bracket >TIRE & WHEEL Rugged Ridge Wheels17x9 Yokohama Geolandar M/T+ 37×12.5R17

T&T
埼玉県和光市新倉3-23-15
TEL.048-423-4711
http://www.mr-jeep.com/

TEXT & PHOTOGRAPH BY KAZUHIKO YAMAMOTO

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こちらの記事はJeepStyle2016SUMMERからの記事となります。

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