DOP以上、純正+αの美学
TACTICAL GEARをコンセプトにJK/JL用パーツとMJCRシリーズのホイールが好調な「TUS JAPAN」(東京都)より、続々とJLラングラー専用パーツが登場。この2ページではそのブランド「JEPPESEN」のこだわりである「ディーラーオプション以上、純正+αの美学」というビジョンからリリースされる各種ボルトオンパーツに注目したい。
「ジープシーンに関わりたい」そんな思いから2017年に始まったラングラーJK向けのアフターパーツ開発。結果、オリジナル(純正)を崩すことなく足元をアップデートできるMJCRホイールのリリースとなり、それに続いてJL用のアフターパーツを立て続けにリリースしているのが東京都にオフィスを構える「TUS JAPAN」というメーカーだ。そんな彼らが一貫してこだわるのが冒頭でも触れた「DOP以上、純正+αの美学」。つまりディーラーオプションのようなアイディアが盛り込まれた商品性と取り付けやすさで、もっと幅広い層の心をつかむ画期的でワングレード上のものを作っていきたい。その思いが色濃く反映された各商品はマニュアルから梱包の仕方まで、まるで新車オプションパーツのソレと変わらないパッケージング力で革新かつ魅力的だ。そんなブランド「JEPPESEN」が満を持して開発に動き出したJL向けパーツとは_。
TUS Japan代表の鈴木氏の言葉を借りるとそれは、JKシーンに参入して感じた、ある種のガラパコス化的な文化。つまり日本のジープシーンにしか見られない独特なムーブメントに直面した鈴木氏は、いまのジープ業界には、意外にもオフでありながらハイセンスにジープと暮らすスタイルを好むオーナーが多いことに気づいたという。つまりそれはJKアンリミテッドのリリースにより発生した全く新しいユーザー層の誕生である。そしてその先に続くJLシーンとは、やはりその意匠を汲んでいるのは確実であり、ハードなカスタムとはまた異なる、もっと日本向けのアイデアや使い勝手に特化したパーツ開発が必要だと改めて感じたのだ。こうしたコンセプトは、DOPパーツ開発のノウハウと合致。ここで紹介しているパーツの一部をみても、国内バンパーベゼルを本国ルビコン風にアップデートできるパーツやバンパー裏に取り付けるハーネスカバー、さらには室内用のLEDライトまで実に多様であることがわかる。そんなJEPPESENが2019年上半期へ向けて開発中という商品についてはインスタグラムを。この2ページではSNS上からワンクリックで購入できる現在リリース中のパーツを少しだけ紹介したい。
JEPPESEN LEDマップライト ダブルタイプ(適合車種:ジープJLラングラー サハラ)
室内を明るく照らすLEDマップライト
少し暗めな純正マップライトをLED化し、シフト周りをより明るく照らすためのキットがこちら。取り付けは純正ルーフトリム位置に穴開けして本体を装着、フットイルミネーションから電源を取り出すのみというシンプルなもので、ステアリング右側(右ハンドルの場合)にある純正ダイヤルで操作できるのも嬉しい。また、キットにはDIY用のわかりやすい取り付けマニュアルも同封されている。
JEPPESEN フォグハーネスカバー(適合車種:ジープJLラングラー)
バンパー裏をスムースにカバー
タイヤをインチアップした際、またはドレスアップ目的で純正のクローズアウトカバー(写真下)を外した際、配線などがムキ出しになるスペースをカバーできるアイデアパーツ。取り付けは既存のカバーを取り外し、純正ビス、クリップを使用してこのハーネスカバーをマウントするのみだ。
JEPPESEN ルビコニック フォグベゼル (適合車種:ジープJLラングラー)
純正フロントアウターバンパーに対して4本のタッピングビスで取り付け可能なルビコニックベゼルは、その縁がブラック&シルバーとなる2タイプをラインナップ。もちろん国内仕様にみられるバンパーソナーはそのまま従来通り使用可能だ。
ルビコン風ベゼルでバンパー周りを一新
少しだけチープに感じてしまう国内JLバンパー周りを手軽にイメージチェンジ、本国ルビコン風に一新できるキットがこのルビコニックベゼル。樹脂製となる本体はハンドメイドで仕上げられたMade in Japanクオリティ。ブラック(マット)ベゼルと周辺がシルバーで縁取られた2タイプがリリースされているのでクルマの雰囲気に合わせてコーディネートしたい。
TUS JAPAN
URL:www.jeppesen.jp